アメリカンレザー ファクトリーツアー

 

アメリカ テキサス州 ダラスに拠点を置くアメリカンレザー社

 

 

テキサス州ダラスはアメリカの中心付近に位置する大都市で、近年ホンダがアメリカでの本社機能の移転を検討していたと言われる都市です。

 

工場は広さ32,000平米、従業員600名以上の全米でも有数の規模の家具工場であり、日々、数百台のソファベッドを製作しています。

  

写真:工場エントランス①

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事務所棟入り口

 

入ってすぐ左手の階段を上がると事務所棟に入ります。

そこでは開発チームが商品デザインや新しい機構の開発を行なっており、工場と事務所室の間には数々の受賞歴を示す賞状やトロフィーが飾られています。

 

少し奥へ行くと工場の全体を見渡せます。

工場全体像写真の手前で張地の縫い合わせなどを行い、奥側で木部の組み立てなどを行なっています。

 

 

写真①:ベストバイなどの受賞トロフィーと賞状

写真②:受賞トロフィーと賞状

写真③:工場全体像

工場入り口

 
入り口には製作部スローガンが掲げられています。
製作には日本で言う「カンバン方式」のような体制が取られいます。
セクション毎に発注書を目印の様に置いて行き、次々に製作がスタートして商品が流れて行き出来上がっていきます。
 
工場のフローや工場環境の整備には日本の自動車工場を参考にし、
糸くず一つ落としたままにしない事を徹底しています。

 

その言葉通り通路内は綺麗に掃除され、何かの拍子に小さな部品が落ちてもすぐに気付ける様な環境になっています。

 

レザーのカット工程

 
レザーは一枚一枚大きさも違えばナチュラルマークがあったりと、均一な加工が難しい素材です。

 

ここではマニュアルに従った品質のチェックやカッティングを行なっていきます。

 

 

 

レーザーポインターを使って必要な形を無駄のない様に加工していきます。

レーザーポインターとマーカーを使って必要な形を取っている様子です。

 

豊富な張地コレクション

 
アメリカンレザーでは豊富な張地をご用意しています。

特にレザーのコレクションと取扱量は全米一で、数日で$1millionの在庫が無くなるほどです。
それだけにレザーの”目利き”には定評があり、世界中から高品質のレザーを仕入れお手頃なお値段でご提供できています。

ファブリックでもアメリカ製の高機能生地や東レのウルトラスエードなど多数のコレクションの中からお選び頂けます

無地の生地から柄の入った生地など多数ご用意しておりますので是非ご覧になってください。

特にCrypton社、Sunbrella社、東レの張地が撥水性や防汚性などの機能性が高くオススメです。

組み上げ工程

 

張地工程と同時進行で、自動で切り分けた木材を組み上げていきます。

 

 

組み上げが終わると表面を整え、芯になる形を作っていきます。

 

 

 

形が出来上がったところで、ウレタン材を入れ、裁縫部門で出来上がった張地と合流し、最終的な製品となります。

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検品・梱包

 

検品は必ず数人で行います。

その内1名は”deluxing”と呼ばれる工程を行います。

表面に着いてしまった細かいホコリを取り除き、中綿の偏りがないかチェックし、最後にスチームを当てて 全体をケアします。

その後に最終チェックシートを責任者が作り、合格品が配送へと送られます。

写真①②:工場内ショールームにて



ダラス工場で生産、日本へと輸入されているコンフォートスリーパー


是非一度、そのクオリティをお試し下さい。

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動画 How it’s made

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